宇宙の始まり 2016 1 24

書名 よくわかる宇宙のしくみ
    ビッグバン宇宙論の矛盾? そして混迷する現代宇宙論
著者 カツヤ・Y・クリアキン  学研プラス

 宇宙が、ある一点から発生し、
それが大爆発によって膨張して宇宙ができたと考えるのは無理があると思います。
 たとえば、宇宙の果て、
約129億光年先に、
(これは、宇宙が生まれて間もないと時代と言えるでしょう)、
途方もない巨大な天体が発見されています。
 ビッグバン理論では、
最初は、小さな天体が作られ、
それらが集合・合体を繰り返えして、
大きな天体が形成されていくとされています。
 そもそも、ビッグバン理論では、
以下の「宇宙の泡構造」は、うまく説明できないでしょう。
(「ビールと宇宙 2005 10 26」を参照)
 最初に空間が創造され、
その空間にエネルギーが満たされ、相転移が起こった。
そう考えるのが自然でしょう。

ビールと宇宙 2005 10 26
 秋になり、空気が澄んでくると、星が輝きを増す。
今日は、宇宙の話をしましょう。
 宇宙に、銀河が星の数ほど存在しているのは、ご存じだと思います。
こうした銀河が、宇宙空間に、均等に散らばっているわけではありません。
銀河が集まって、集落のようなもの、つまり銀河団を作っているのです。
そして、宇宙には、銀河団が密集して存在するところと、
ほとんど存在しないところがあるのです。
 こうした銀河団は、ある程度の規則性を持って密集しているのです。
こうした規則性によって密集した銀河団を図形化すれば、
銀河団が、まるで壁のような形を作っているのです。
 このような「壁」の集合体を、全体的に見れば、蜂の巣のような構造、
あるいは、泡構造のようになっているのです。
これを「宇宙の泡構造」と言います。
 この泡構造は、ビールの泡に似ています。
ビールを勢いよくグラスに注げば、泡ができるでしょう。
その泡を観察すれば、泡の構造が、よくわかると思います。
 宇宙が、ある一点から発生し、
それが大爆発によって膨張して宇宙ができたと考えるのは、無理があると思います。









































































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